滋賀県長浜の日本酒・地酒フェスへ行ってきました。
こんにちわ。
日本酒の人気が出始めて久しいですが、その人気はとどまることを知りません。
現在も渋谷はもちろん、様々な場所で日本酒をフィーチャーした居酒屋や日本酒バーなどが続々とオープンしています。
そんな中先日、滋賀県の長浜市で行われた「地の酒フェスタ」へ行ってきました。
滋賀県長浜にある商店街の端から端まで、滋賀県内の蔵元さんがずらりと並び、プラカップを持って日本酒をティスティングできるイベントです。
蔵元さんはもちろんのこと、最近では長浜バイオ大学や滋賀県立大学など、大学生と蔵元がコラボして日本酒造りに関わっているところもあるため、学生さんの姿も多く、ワイワイとした若者の活気にも溢れていました。
プラカップ片手に、日本酒をテイスティングできるイベント
商店街の中程にある広場で受け付けをし、プラカップをもらいます。
このプラカップを持って蔵元さんの並ぶ商店街をウロウロするわけです。
イベントオリジナルのおちょこもあるので、これを買ってもOK。
すでに商店街はカップ片手に、日本酒をテイスティングしている人たちで賑わっています。
滋賀県の日本酒と酒蔵
イベントには県内から様々な蔵元さんが出展。
カウンターに自分の蔵の日本酒を並べて、参加者に自慢のお酒を振る舞ってくれます。
当然色々な銘柄があるので、好みを話したりしながら、オススメを飲めるのも嬉しいところ。
近江やWabisukeにも置いている七本槍の富田酒造さんや、笑四季酒造さんも出展されていました。
大学生も酒造りに
またこのイベント、やたら若者がいて活気があるなぁと思ったら、至る所に大学名の看板やのぼりが出ています。
滋賀県立大学の学生さんがいたので話を聞くと、
大学で酒米を作り、その酒米を使って県内の蔵元さんが日本酒を作っていたりするのだそうです。
さらに長浜バイオ大学に至っては、酒蔵さんとコラボして一緒に日本酒造りまで行っているとのこと。
バイオ大学が作っているのは「長濱」という銘柄。
もちろん飲んでみましたが、滋賀の日本酒らしくやさしくて飲みやすい飲み口。
食事にもよく合いそうです。
若手の杜氏さんもちらほら
お酒の説明をしてくれたり、お酒をついでくれる酒蔵のスタッフさんたちですが、
もちろん営業さんも多いのですが、中にはとても若い、それこそ学生さんにも見えるようなフレッシュな方が「杜氏」の名刺を持っていたりして、ビックリ。
杜氏、を一言で言うと日本酒造りの最高責任者。
日本酒の味はもちろん、製造時の段取り、加減などもすべて管理している人です。
イメージでは年令を重ねた重鎮のようなお年寄りがやっているものだとばかり思っていましたが、まったくイメージと違って驚愕。
もちろん経験深そうな年季の入った方もいましたが、頑固な職人、というよりは、笑顔で日本酒のことを話してくれる、とてもフランクな人ばかりでした。
東京でも、滋賀の日本酒を
最近では東京にいても全国の日本酒が飲めるようになりましたが、滋賀の日本酒はまだまだ見かける数は少ないようです。
近江やWabisukeでも「七本槍」や「松の司」「笑四季」など滋賀の日本酒を扱っていますが、
獺祭や久保田のように誰もが知るというよりは、一部の日本酒通が知っているようなイメージ。
先にも書きましたが、滋賀の日本酒は口当たりがやさしくて飲みやすく、お食事の味を引き立てるお酒が多いんです。
今回また沢山の酒蔵さんと繋がったので、
近江やWabisukeでは滋賀の地酒をどんどん仕入れていきたいと思います。