琵琶湖に浮かぶ『神の棲む島』に上陸してきました。
上記のみ Original Photo by Takashi Hososhima
こんにちわ。
今回タイトルにもあるとおり、一見何気なく聞こえますが、
“湖に浮かぶ島”ってパッと想像つくでしょうか?
また船で30分移動してようやくたどり着くのが、湖の東西ちょうど真ん中くらい。
向こう岸にはさらに倍かかる、そんな湖。
想像つくでしょうか?
ということで、今回は滋賀県の琵琶湖に浮かぶ、竹生島(ちくぶしま)へと上陸してきました。
湖なのに島がある
竹生島(ちくぶしま)は、琵琶湖の北部に浮かぶ島で、琵琶湖国定公園特別保護地区、国の名勝および史跡に指定されています。
神社や土産物店、寺社などがありますが、基本的には無人島です。
従業員のみなさんも島の外から船で通ってきます。
汽船に乗って30分ほどかかります
島へは湖東側の長浜市と、湖西側の高島市近江今津から船で行くことができます。
長浜からは30分、今津からは20分の船旅。
(その他航路で彦根行きなどもあります)
船は水しぶきを上げながら、つかまっていないとよろけるくらいのスピードでガンガン進むのですが、それでもそのくらい時間がかかります。
何となく、琵琶湖の大きさを感じていただけるでしょうか。
重要文化財だらけの島
島には都久夫須麻神社(竹生島神社)、宝厳寺(西国三十三所三十番)があり、昔は信仰の対象となっていました。
いたるところに桃山時代、室町時代など、建造物にゆかりのある時代が記されています。
豊臣秀吉や織田信長にゆかりの深い滋賀県だからか、この時代のものが多いようですね。
江ノ島神社や厳島神社と仲間です
なお、竹生島弁才天は、相模の『江島神社』、安芸の『厳島神社』と並んで、日本三大弁天のひとつとされています。
江ノ島神社の仲間だと聞くと、東京方面の方も何となく親しみが沸くのではないでしょうか。そうでもないですか。
アトラクション要素もあります。「かわらけ投げ」
湖に突き出たところに「竜神拝所」というのがあります。
ここから下に見える鳥居があるのですが、ここに向かって願い事を書いた土器(かわらけ)を投げ、鳥居をくぐれば願い事が叶うと言われています。
距離と風があるので、ある程度難易度があるのと、
かわらけは竜神拝所で購入する必要があるので、注意が必要です。
それでも、鳥居をうまくくぐった時の感動はひとしお。
そのくらい念をこめて投げましょう。
竹生島神社ホームページ(かわらけ投げについても記載あり)
http://www.chikubusima.or.jp/honden.php
神の棲む島、一度はおいで
以上、滋賀県北部の人気観光地、竹生島のお話でした。
フェリーは毎日5〜6本出ていますが、シーズン・タイミングによっては満席、ということもあるので、注意が必要です。
予め確認して行くのが吉かもしれません。
船からどんどん遠くなっていくけども、見えないほど遠くならない岸を眺めるのも、なかなか楽しいです。
滋賀県に行かれた際にはぜひ寄ってほしい、オススメスポットです。
竹生島・宝厳寺ホームページ
http://www.chikubushima.jp/